あの日の私は、もう何も感じたくなかった。
朝起きても、空が灰色に見えて、
誰かと話す気力も出なくて。
「なんで私ばかり…」
そんな言葉が、
心の中で何度もリフレインしていた。
でも、ふと開いたノートに書いてあった
言葉があった。
それは、過去の私が書いた言霊。
「どんな時も、私は愛されている。」
その一文を見た瞬間、
胸の奥がじんわりと温かくなった。
涙がこぼれたのは、悲しいからじゃなくて、
“やっと自分を思い出せた”気がしたから。
あの頃は、自分を責めてばかりだったけど、
ほんとうはずっと、心の奥ではわかっていたんだ。
どんな私も、宇宙にちゃんと愛されているって。
それから少しずつ、朝の空の色が変わって見えた。
同じ場所、同じ日常なのに、
見る世界がこんなに違うなんて。
「現実は心の鏡」って、ほんとうなんだと思う。
心の波動が整うと、
目の前の出来事まで優しくなる。
あの日の涙は、悲しみじゃなくて、
再スタートのサインだったのかもしれない。
今日も、過去の私へ、そして今のあなたへ。
「どんな時も、あなたは愛されている。」
この言葉を、心の真ん中に置いてみてください。
それだけで、世界の見え方が少し変わります。


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